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花粉症の薬はいつから飲めばいい?効く・効かない対策と時期はいつから?

花粉症の薬はいつから? 花粉症の薬が効かない場合の原因と花粉症の時期・対策について


スギやヒノキなどの花粉によりツラい症状を引き起こす花粉症。花粉の飛散開始、または症状が出てすぐの時に早めのタイミングで治療することが有効といわれています。
花粉症対策で薬はいつから飲めばいいかわからない方のために薬を飲み始め~飲み終わりなど薬についてお話します。

花粉症の薬が効かないというのはよく耳にされたことがあると思いますがそのほとんどは症状がひどくなってから飲み始めた場合が多いのです。花粉症は1度症状を発症させてしまうと抵抗力が弱くなったり、鼻の粘膜がやられるてしまい、すこしの花粉でもアレルギー症状を起こしやすくなります。

花粉症はスギ花粉などのアレルギー物質に反応して起こる症状なので、その花粉が飛散する2週間前から薬を飲むことが効果的です。時期の目安として1月の中旬ごろに薬を飲み始めるとアレルギー症状を軽減させることができ、これを初期療法といいます。

スギ・ヒノキ両方の花粉症である場合、薬を飲む期間は1月中旬ごろ~5月ごろまで服用するのをおすすめします。


花粉症薬で市販薬の強さと処方・病院のかかり方について


花粉症で最も多い症状といえば鼻炎ですが、病院で治療用に処方される医療用医薬品にはたくさん種類があり、自分がどういうタイプの薬を服用しているのか疑問に思うこともありますよね。
それらの医療用医薬品の中には、薬局やインターネットで購入できる市販の花粉症鼻炎薬(スイッチOTC医薬品)もあり、病院に行くまでのつなぎとして、病院で処方される薬と同じタイプの市販薬もありますので緊急時に利用するのもひとつの対処法だと思います。

しかし、薬局で市販されている薬は保険適用外のためすこし割高になります。手軽に購入できるのですが、長期間(30日以上)使用する場合は病院で処方してもらうほうが同じ効き目の薬を安く手に入れることができます。


花粉症の治療の元となるアレルギーの薬は、抗ヒスタミン剤です。その中でも、副作用の比較的弱い【第二世代】と呼ばれているものがよく使われており、病院で医師が処方する時にも治療の主役とすることが多い薬です。

病院でしか手に入れることができない薬もあり、例えば重症の方に短期間の投与を考慮した【経ステロイド薬】や鼻づまりがひどい方に処方される【抗ロイコトリエン薬】などは医師の処方が必要です。
症状が重い方は医療機関を受診し。医師と相談することをオススメします。




花粉症の薬のランキングと副作用、花粉症の薬の種類と花粉症対策など


花粉症にオススメの薬ランキング

1位 ザイザル
発症してしまった花粉症の症状を素早く抑えることが出来る即効性に優れた医薬品です。
1日1錠の服用で24時間効果が持続するので、薬の服用回数を抑えることができます。
花粉症の薬に多い眠気の副作用も、強力な効果を発揮する薬の中では軽いほうです。

2位 ジルテック
花粉症などのアレルギー症状に強い効果を発揮する医薬品です。
1日1回1錠の服用で24時間効果が持続し、アレルギー性鼻炎の症状を軽くしてくれます。
強い効果を発揮する分眠気の副作用も強いので、服用中は車の運転や機械などの操作に注意する必要があります。

3位 アレグラ
CMでもなじみのあるアレグラは副作用と効果のバランスがいい医薬品です。
1回2錠を1日2回服用することで、適度な効果を発揮し花粉症の症状を抑えてくれます。
眠気などの副作用も起きにくいので、仕事で車の運転や機械などを操作する方でも安心して服用できます。
副作用が軽いため、花粉シーズン前から服用する【初期療法】にも使われています。



子供の花粉症 見分け方や対処法


子供の場合は自分から症状を伝えることが難しいため、周りの大人が気にかけてあげることが重要です。
近年では、2歳~3歳で花粉症にかかる子供も珍しくなく、10歳以下で花粉症になる子どもは花粉への感受性が高いため大人になってから花粉症(アレルギー)になった人より症状が重いといえます。
治療しないままで成長すると重症化するリスクが高まり、ほかのアレルギーにもかかりやすくなります。

症状の特徴

1 くしゃみや鼻水などの典型的な症状ではなく、鼻をすする・鼻づまりのみ・目や鼻をかゆがったりなど大人と比べて症状があいまいです。

2 鼻づまりや鼻をすするなどによって中耳炎・副鼻腔炎などほかの病気も起こりやすくなります。

小さな子供にもできる検査があり、1歳~2歳の赤ちゃんでもできる血液検査で、指先に小さな針を刺し、にじんだ血液で簡易検査します。痛みもほとんどなくその日のうちに結果が出るので早期治療に取り組むことが出来ます。

小さい子供でも安心して服用できる抗アレルギー薬があり、赤ちゃんでも飲みやすいシロップ・ドライシロップ(粉薬)・チュアブルなどの錠剤もありますので子供の年齢に応じて使い分けることが出来ます。



花粉症の子供が病院で処方される薬 目薬 点鼻薬 花粉症 など


花粉症の子供が病院で処方される薬
ザイザル・アレロック・アレグラ・アレジオン・ジルテックなどです。
0歳~4歳にはザイザルがよく処方され、5歳~14歳にはアレロックがよく処方されています。

点眼液はリボスチン・レボカバスチン・パタノールなどが処方されます。
点鼻薬は小児用フルナーゼ・アラミスト・ナゾネックスなどが処方されます。

対策法

外出時にはメガネやマスク・帽子などを使い花粉が皮膚や粘膜に付かないように予防する。
帰宅時は上着についた花粉を払ってから家に入る(子供だけでなく大人も同様)手洗い・うがい・顔を洗う・洗眼薬を使った目洗い(子供でも安心して使用することが出来るものが市販されています)

掃除はこまめにし、さらに拭き掃除も行うとよいでしょう。
布団は外に干さず布団乾燥機などを活用し、洗濯物も部屋干しするほうがよいでしょう。
空気清浄器を活用することで、花粉だけでなく風邪予防にも役立ちます。
お風呂やシャワーは朝に入るという方も多いと思いますが、花粉が飛散している時期は寝る前に花粉をしっかり洗い流してから布団に入るようにするとぐっすり眠れるようになると思います。


免疫の意味とは?
免疫とは、病気から免れること、または病気から免れる仕組みのことをいいます。
体の外から入ってくる細菌・ウイルス・異物などを攻撃・排除し、自分の体を守る働きが免疫です。

体を守る3つの防御壁とは?

皮膚や粘膜の働きによって細菌やウイルスなどの病原体やアレルギーの原因となる花粉・ハウスダスト・ダニ
などが体内に侵入するのを防いでいます。

皮膚や粘膜の壁を乗り越え体内に侵入すると白血球の一種である貪食細胞【どんしょくさいぼう】や補体がこれに立ち向かい、自分の体の細胞とは異なる病原体や異物などをを丸々飲み込み、貪食細胞の中にある消化酵素で分解します。補体は外部から侵入してきた病原体などに取り付き、相手を破壊します。
貪食細胞や補体による免疫は、生まれつき備わっている働きで、病原体や異物がどんな相手でも相手を選ばず攻撃するので、【自然免疫】と呼ばれています。

貪食細胞や補体の壁を乗り越えた病原体などに対し、抗体や白血球の一種のT細胞等が働きます。抗体とは免疫が作り出す病原菌や異物に対抗するための物質のことをいいます。
抗体は最初から体に備わっていたものではなく、1度その病気になる(病原体に感染する)ことで体の中に生み出されます。ですので【獲得免疫】または【特異的免疫】と呼ばれています。




花粉症診断アプリ App Store iPhoneアプリ
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花粉症【診断・対策・基礎知識】花粉症アプリ Google Play Androidアプリ
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花粉症の時期は9月から? 花粉の時期について


花粉症の原因となる【秋の花粉】が飛散し始めている9月はそれらの花粉が全国的にピークになる時期です。
9月の花粉の種類や飛散状況をお伝えします。

9月に飛散する代表的な植物は、ブタクサ・ヨモギ・カナムグラ・イネ科です。

ブタクサは北米軍が持ち込んだことから【マッカーサの置き土産】ともいわれており、日本ではスギやヒノキについでブタクサが原因である花粉症患者が多いといわれています。
ブタクサは飛散距離が約10cmと短いので、風で遠くに飛ぶことはないため、近寄らなければ症状が出ることもほとんどないといえます。

ヨモギはとても繁殖力が強く日本全国に生えており、ブタクサと同じ秋の花粉症の代表植物です。

カナムグラは繁殖力の強い雑草で、道端などに生えています。日本全国で見られますが関東を中心に秋にたくさん飛散します。

イネ科は花粉症のピークが2回あり、5月~6月の田植えのシーズン・8月~9月の稲刈りのシーズンです。
芝生などの雑草にもイネ科の植物が含まれており、欧州ではイネ科の花粉症がメインだといわれています。

9月は花粉症の原因とされる種類が多く飛散量に差はありますが、どの地域でもピークを迎えますので自分がどの花粉症なのかを突き止めることは難しいですが血液検査によって、どの植物にアレルギーを持っているのか知ることが出来ます。



花粉症の時期は5月から?


5月は気候にもよるのですが、スギによる花粉症は軽くなっていきます。しかし、どういうわけか5月が1番ひどいと症状を訴える方が増えています。その要因はヒノキと黄砂が原因である方が多いといわれているためです。

黄砂は中国にある砂漠の砂が上空に巻き上げられ、偏西風に乗って日本に飛んできます。
黄砂の粒子はスギ花粉よりも小さいため遠くまで運ばれます。
黄砂は花粉症のピークである5月に飛んでくるため花粉症と間違うことも多いです。
黄砂でアレルギーは起きないのですが中国で公害物質や細菌の付着した黄砂によって黄砂アレルギー(咳や喉の痛み、肺炎や頭痛など)を起こします。

マスク・メガネ・帽子の代わりにスプレータイプの花粉ブロックや鼻マスク、室内でも性能の良い空気清浄器などを使うことをオススメします。


花粉症の症状 (のど・咳・だるい・頭痛・熱・皮膚・鼻水)など


花粉症の主な症状は3つあり、くしゃみ・鼻水・鼻づまりです。
異物が鼻から侵入すると、異物を外に出したり、体の中に入りにくくするための防御反応としてくしゃみ・鼻水・鼻づまりが現れ、それらが過剰に反応することを花粉症といいます。

そのほかにも、花粉が喉から気管に入ると、たんの出ない乾いた咳が続くことがあり、重症の場合は、気管支の粘膜が腫れ、喉の痛みや呼吸困難が起こることもあります。皮膚に花粉が付着することで肌が荒れたり、耳の中に花粉が入ると耳にかゆみが起きることもあります。花粉症の症状が重いと、ボーっとして熱っぽい、だるいなどの倦怠感、頭が痛い(頭痛)といった全身症状を伴う場合もあります。


花粉症になると鼻の症状だけでなく目にもつらい症状が現れる場合があります。
これは花粉が目に付くことで、花粉を除外しようと免疫反応が起こることが原因で、目のかゆみ・充血・涙が出るなどの症状をはじめ、さまざまな症状が現れます。
これを季節性アレルギー性結膜炎といいます。

病院(眼科)で処方される目薬


パタノール点眼液
かゆみの症状に即効性がある抗ヒスタミン作用と予防効果のケミカルメディエーター遊離抑制作用を合わせもつ代表的なアレルギー性結膜炎用の目薬です。

アレジオン点眼液
パタノールと同じ抗ヒスタミン作用とケミカルメディエーター遊離抑制作用の両方をもつ目薬です。2014年に防腐剤フリーにしたことでコンタクトをつけたまま点眼できる目薬になりました。

ステロイドが入っている目薬
リンデロン・オルガドロン・フルメトロンなどは症状を抑える効果は高いのですが、長期間使用すると副作用が出る可能性があります。


市販されている目薬
ロートアルガードクリアブロックZ
即効性を期待できるもので、目のかゆみなどの症状に有効です。

ザジテンAL点眼薬
抗アレルギー作用・抗炎症作用・抗ヒスタミン作用の3つの働きにより花粉症の症状が軽い時からひどくなった場合まで使用することが出来ますのでおすすめです。

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花粉症の症状と寒気、 関節痛について


花粉症といえば上記で紹介したようにくしゃみ・鼻水・目のかゆみといった症状が一般的なのですが、他にも人によっては悪寒・寒気・微熱・関節痛・倦怠感などの症状が出る方もいます。
なので、花粉症ではなく風邪ではないか?と勘違いしてしまいがちです。
では、なぜ風邪のような症状が出るのか詳しく紹介したいと思います。

悪寒・寒気・微熱・関節痛・倦怠感などの症状が出る原因は医学的にはまだはっきりと証明されていないのですが、花粉症によって微熱・悪寒・寒気・関節痛・倦怠感が出てくるのは体(脳)が一般的な風邪と勘違いして起きてしまう症状だといわれています。
通常、風邪のウイルスなどが体に入ると体はウイルスを排除するために体温を上げてウイルスと闘おうとし、花粉が体内に入ってきた場合も同じように体が勘違いをして追い出そうとするため熱が出ることがあります。
悪寒を感じる原因は微熱が出てくる原因と関係しており、悪寒は体温の急激な上昇によって感じることが多く、脳が花粉を風邪のウイルスだと勘違いして起きるといわれています。

風邪と花粉症の違い

花粉症の場合はくしゃみ・鼻水・目のかゆみなどが同時に出てくることがほとんどです。
花粉が飛散している期間はずっと症状が続きますので、1週間以上同じ症状が続く場合は花粉症によるものの可能性が高いです。
花粉症と風邪を見極めるポイントは、花粉症の鼻水はさらさらとした水っぽい鼻水で、風邪の場合はねっとりとした鼻水です。



花粉症対策 ~食べ物 花粉症対策にはお茶? 花粉症対策によい飲み物とは~


薬の服用だけでなく、食べ物で花粉症の症状を少しでも和らげるにはどのようなものを取ればいいのか?

発酵食品 納豆・味噌・麹・ヨーグルト・キムチなど
発酵食品には、腸内環境を整える作用があり、腸には多くの免疫細胞が存在しているため腸内環境を整えることにより、免疫力を正常に保ちアレルギー症状を緩和できるといわれています。

野菜 レンコン・ごぼう・にんじんなどの根菜類
根菜類には食物繊維が多く含まれていますので、腸内環境を整えるのに役立ちます。

果物 バナナ
2013年にバナナは花粉症の症状を和らげる効果があるというデータがとれたそうです。
食べ始める時期は花粉が飛散する8週間前から食べ始め、1日2本食べるといいそうです。

飲み物 甜茶(てんちゃ)
甜茶はアレルギーの原因になるヒスタミンの分泌を抑えるといわれており、花粉が飛散する2週間前から飲み始めるといいとされています。

ツラい花粉症を緩和してくれる食べ物ですが、体質改善には時間がかかるためすぐに効果は実感できないかもしれないですが、上記に紹介した食べ物などを摂取し続けることによって、少しずつ花粉症の症状が和らいでくると思います。


花粉症対策グッズ 花粉症対策メガネについて

花粉やPM2.5をブロックするスプレー
花粉やアレル物質をブロックし、肌や髪に寄せつけないようにするスプレーです。
外出前に顔や髪にスプレーし、コーティングすることで花粉などが付きにくくなります。メイクの上からでも使用することが出来ます。

高性能のマスク
PITTAMASKは1日中つけていても耳が痛くず、とてもよく伸び肌に密着してくれるのでつけ心地もいいと人気の商品です。洗って繰り返し使うことが出来るので経済的です。

花粉用メガネ
スカッシーはレンズの上・下・両サイドが顔にフィットするデザインになっており、目元に花粉が侵入するのを防いでくれます。

鼻マスク
ノーズマスクピット(Nose Mask Pit)は鼻に栓をするタイプの商品です。柔らかい素材を使用しているため鼻に入れても刺激もなく、息苦しさもないので普段通りの生活をすることが出来ます。
花粉・PM2.5・黄砂・ハウスダストなどを99%カットしてくれるのも魅力的です。


花粉症の症状を抑える効果のある乳酸菌(ヨーグルト)ランキング


ビフィズス菌BB536を含んでいる商品  森永ビヒダスヨーグルトBB536
                   ビフィリゴ10000サプリメント
                   ビヒダスBB536サプリメント
                   善玉菌のチカラEXサプリメント

クレモリス菌FC株を含んでいる商品   カスピ海ヨーグルト

LGG乳酸菌              おなかにGGヨーグルト

L-55乳酸菌             オハヨー たっぷり生乳ヨーグルト

リフレクト乳酸菌(T-21株)     アレルライトハイパー乳酸菌サプリメント

L-92乳酸菌             カルピス守る働く乳酸菌(ドリンク)
                  アレルケア乳酸菌サプリメント

乳酸菌EC-12株(フェカリス菌)   ビフィリゴ10000サプリメント
                  久光製薬「乳酸菌EC-12」サプリメント

KW乳酸菌(KW3110株)        ノアレ乳酸菌サプリメント

BB536乳酸菌            森永ビヒダスBB536

R1乳酸菌             明治プロビオヨーグルトR1ドリンクタイプ

ヨーグルトなどを食べるタイミングはいろんな説がありますが、ヨーグルトなどに含まれている菌は胃酸に弱いので、空腹時を避けるのがよいでしょう。
食べ始める(飲み始める)時期は花粉が飛散する1ヵ月~2ヵ月前から毎日食べ始めるのがいいといわれています。
食べる量は、メーカーによって菌の大きさや菌の量が違いますが、平均的な目安として100g以上だといわれています。
ヨーグルトは時間をかけて腸内環境を整えるため即効性は期待できませんが継続することが重要になりますので毎日摂取することをおすすめします。

また、数ヵ月食べても効果が感じれない場合は、人によって体に合う菌も違ってきますので、違う商品を試してみるのもいいと思います。


花粉症対策として病院で注射を打ってもらうことによって花粉症を軽減させることが出来る方法があります。


注射は3種類ある
ステロイド注射
ケナコルトAというステロイドを注射することで、即効性のある花粉症対策を行うことができます。
効果が続く期間も長く1ヵ月~2ヵ月ほど効果を期待することができます。
注射代は保険診療外なので、自己負担は病院によって異なりますが全国平均(東京・大阪・埼玉・京都・名古屋)で1000円前後です。
ステロイド注射は効果も即効性もあるのですが、副作用も強く、生殖機能障害・肝機能障害・生理不順・糖尿病などの病気の原因にもなりやすいためあまりおすすめできません。

アレルゲン注射
アレルゲン注射は、花粉症以外にもハウスダストなどのアレルギーを持っている人にも使用することができ、スギやダニなどのアレルギーの元となるアレルゲンを、皮下注射することによって、アレルギー体質を改善させることを目的としています。
12歳以上から治療を受けることができ、ステロイド注射に比べて副作用が非常に少ないです。
アレルゲン注射は、治療に長い期間かかり、早くても2年以上の長期スパンで治療をしていきます。最初のうちは週に1回注射を受けに行く必要があり、そこから徐々に注射を打つ期間を延ばしていき、1年後であれば1ヵ月~2ヵ月に1回の注射で済むようになります。

また、効果が出るまでの期間が長く、早くても3カ月経過しないと治療の効果を実感することができないので、もし、治療を受けるのであれば、スギ花粉の少ない夏から秋にかけて治療をすると春に間に合わせることができます。時間は長く根気が入りますが、保険適用での花粉症を治す方法はアレルゲン注射のみで、ほかの注射は症状を抑えるだけになります。保険適用ですので自己負担は1回の注射で500円前後です。

ヒスタミン注射
ヒスタミン注射は、花粉症以外のさまざまなアレルギーに効果があるといわれています。ヒスタグロビンという物質は、生物由来の物質ですので、副作用が非常に少ないことでも有名です。しかし、人によってはめまいや吐き気、頭痛に悩まされることがありますので注意してください。
ヒスタミン注射は、週に2回打って、それを2週間行う事で3ヵ月~4ヵ月の間アレルギーを抑えることができ、保険適用なので費用の負担も軽く、1回の注射で500円程度の自己負担で治療を受けることができます。

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花粉症と咳 花粉症で咳が止まらない・花粉症で咳が出る・咳 たん・咳だけ・ 咳喘息・ 頭痛・痰・ 咳・市販薬について


2月ごろからピークを迎える花粉症でも咳が出ることがあります。花粉症では鼻水が多く出ますが、鼻水は鼻の中だけに納まらず喉に流れてきます。これを後鼻漏(こうびろう)といい、後鼻漏が激しくなると喉の粘膜が炎症を起こすため咳が出やすくなります。
鼻が詰まると口呼吸をするため、花粉が喉や気管支まで入ってきて咳がでるようになります。

花粉症で咳が止まらないまま放置すると咳喘息になる可能性があり、たん(痰)が出ることはありませんが、さらに放置すると本格的な喘息になる恐れがあるので、早めに病院に行くことをおすすめします。

花粉症の咳に効く咳止め(薬)【市販薬】

市販されている花粉症による咳を抑える効果があるのは、アレルギー症状を抑える抗ヒスタミン剤が配合されているものです。

新ブロン液エース  15歳以上から使える。1日最大6回(計60ml)まで服用できます。
新トニン咳止め液  15歳以上から使える。1日最大6回(計30ml)まで服用できます。
ジキニン液D     15歳以上から使える。1日最大6回(計60ml)まで服用できます。
アネトンせき止め液 15歳以上から使える。1日最大6回(計60ml)まで服用できます。

咳が止まらなかったり、喉のかゆみがひどい場合
喉スプレーS あまりにも我慢できない時などに一時的に症状を緩和してくれるものです。

セイタカアキノキリンソウ
セイタカアキノキリンソウは別名セイタカアワダチソウといい、日本全国にある北アメリカ原産の帰化植物で、キク科の多年草です。生育場所は日当りの良い空き地や河川敷で、背丈は1m~2.5m前後です。



花粉症と頭痛、花粉症で頭が痛い場合や頭痛薬・頭痛だけ・微熱・寒気・吐き気について


花粉症で頭痛が起こることもあります。
鼻づまりによって、脳の血流が滞り酸欠状態になる場合に頭痛が起こることがあります。
自律神経のバランスが乱れることによって頭痛の症状が出ることがあります。
息苦しさやかゆみなどが原因で睡眠不足やストレス、疲労が蓄積することにより頭痛が起こりやすくなります。
また、免疫が低下すると寒気や吐き気を催すことがあります。

対策として頭痛に効く市販薬【眠くなりにくい鎮痛薬】
EVE(イブ) ロキソニンSプラス バファリンルナiなどがあります。


花粉症と頭痛・ツボ・肩こりについて


花粉症の症状に効果のあるツボ
合谷(ごうこく) 首から上の症状全体に効果があり、親指と人差し指の間にあるツボを適度な力で揉むことに         より症状が和らぎます。

百会(ひゃくえ) 頭のてっぺんにあるツボで、強めに押します。頭痛・肩こり・鼻づまりに効果があります。



花粉症で熱が出る場合

体の免疫力が低下していると熱や関節痛・咳が出る
鼻の炎症によって熱(微熱)が出る(寒気を伴うこともある)
花粉症で38度以上の熱が出ることはありませんのでもし37.6℃以上の熱が出た場合は違う病気の可能性が高いので、なるべく早く病院を受診することをおすすめします。