危険生物というものをご存知でしょうか。
最近ではヒアリ(火蟻)を代表とされる、ヒトに危害を加える生物の総称のことをそう呼ぶのですが、気をつけるべき恐ろしい危険生物は、なにもヒアリだけではありません。
海や山などのスポットに出かけることが多い夏休み。
海にも山にも、そして川もも注意しなければならない、危険な生物は意外といるものなのです。
本稿ではそんな危険生物を簡単ながらわかりやすくご紹介します。
▼危険生物・危険な外来生物
・ヒアリ(学名・Solenopsis invicta、別名・アカヒアリ、火蟻)
・アルゼンチンアリ(ハチ目 スズメバチ上 科 アリ科)
・セアカゴケグモ(背赤後家蜘蛛、Latrodectus hasseltii)
・ハイイロゴケグモ
・アカカミアリ
・タイワンハブ
・キョクトウサソリ
・ジョウゴグモ
・ドクイトグモ
・イエイトグモ
・ブラジルイトグモ
・クロゴケグモ
・ジュウサンボシゴケグモ
・コカミアリ
だいたいはクモかアリが危険な生物ですが、蟻がハチ目 スズメバチ上 科に属していることを、私たちは普段はなかなか意識できませんよね。
また、川でバーベキューやアウトドアに出かけることが多くなるこの時期、意外なところにも意外な危険生物がいるものです。
上記にも書いていますが、タイワンハブなどのハブや蛇なども意外な盲点となりがちですので、警戒は怠らないようにしておきましょう。
世界の危険生物のランキング
海外のサイトなどを普段からよく見る方はご存知かもしれませんが、海外には日本国内では想像もできないような凶悪・凶暴な危険生物がたくさんいます。その中でも特に危険だと言われているのが以下にご紹介する世界の危険生物です。
【世界の危険生物のランキング】
・オブトサソリ
・ホオジロザメ
・ヤドクガエル
・ブラジルドクシボグモ
・ブラックマンバ
・ヒョウモンダコ
・スズメバチ
・アフリカニシキヘビ
・コモドオオトカゲ
・カ(蚊)
超危険生物とは
危険生物と銘打っているものは、そのどれもがすべて危険な生物であることに変わりはないのですが、特に危険だと言われているのがピラニアや世界最強の毒蜘蛛と言われているバナナスパイダー、ヤドクガエル、アナコンダ、ヒョウやスイギュウなどです。危険生物のランキングについて
危険生物といえば、ついつい大型の動物などを危険生物と思いがちですが、ランキング上位にくるのは何も大型生物だけではありません。サダナムシや回虫といった人体に寄生する寄生虫も立派な危険生物といえます。
危険生物とはそもそも命の危険がある凶悪な生物をいいますので、そういった意味ではサナダムシなどの寄生虫も危険生物といえます。
ヒアリについて
特定外来生物にも指定されているヒアリですが、南米大陸原産のハチ目・アリ科・フタフシアリ亜科に属するアリの一種で本来、日本にいるはずもない危険生物です。強毒の「ヒアリ」が兵庫県の神戸港のnコンテナヤードから見つかったから、瞬く間に国内のあちこちで発見の報がなされるようになりました。
ヒアリは和名では「火蟻」と書かれるように、もしも刺されれてしまうと火傷したかの ような症状に襲われます。それはなぜかといいますと、ヒアリの毒の成分はコショウに含まれているピペリジン(ピペリジン)と呼ばれる有機化合物が毒の成分に含まれているからだそうです。
もしもヒアリを発見しても、決してさわったり近づいたりしないよう、市役所に連絡するなど徹底するようにしましょう。